れもんうえうぶ
ピアニストの絵ピアノが10倍上手になる練習方法

目次

楽譜を正しく読む

指番号を守る

正しい姿勢と手の形

腕や手首のよけいな力を抜く

曲想を考える

定期的・計画的な練習

エチュードを日課とする

メトロノームとなかよしになる

必要不可欠な部分練習

気持ちを込めた通し練習

お母さんは名コーチ

素直な心と自分でやろうとする気持ち

聴く耳を育てる

ホーム・コンサートのススメ

絶対にあきらめない

発表会で成功する練習の仕方

15.絶対にあきらめない

 もし、ライト兄弟が空を飛ぶことをあきらめていたら、飛行機は生まれませんでした。もし、エジソンがフィラメントの開発をあきらめていたら、電球はこの世に存在しませんでした。色々な分野で成功している人に共通して言えることは、「決してあきらめなかった」と言うことです。

 将来音楽家を目指している人も、趣味でピアノを楽しもうと思っている人も、もし途中であきらめてしまったならその人はそれ以上進歩することはできません。ある人は結果がでるまでに一週間かかるかもしれません。またある人は一ヶ月かかるかもしれません。でも、努力したことは必ず何らかの形で実を結ぶはずです。

 自分のレベルが上がって行くに従って、レッスンで与えられる課題曲も難しくなっていきます。でも、どんなに難しい曲だったとしても、「絶対弾けるようになる」と思ってあきらめずに努力していればいつか必ず弾けるようになるはずです。確かに、それぞれの人の素質や能力は違いますから、同じ曲を弾くにしても個人差が現れることは仕方がありません。しかし、自分の進歩を決めるのは他人ではなく自分自身なのです。あきらめずにねばり強く練習に取り組んでいくあなたのその努力が、あなたを進歩させていきます。

 あなたは音楽が好きでしょうか。ピアノを弾くことが好きでしょうか。それとも、まだよくわからないで迷っているでしょうか。いずれにせよ、生まれながらにピアノが弾ける人などいないと言うことを忘れないでください。あなたが今、ピアノを弾けると言うことは、まぎれもなくあなたが進歩しているという証なのです。たとえゆっくりだったとしても、自分の進歩を音楽と一緒に楽しんでください。そして、さらなる進歩を目指して決してあきらめることなく、10倍も20倍も上手になるようにがんばってください。

戻るボタン          HOMEボタン   上へ戻るボタン          進むボタン

目次 | 楽譜を正しく読む | 指番号を守る | 正しい姿勢と手の形 | 腕や手首のよけいな力を抜く | 曲想を考える | 定期的・計画的な練習 | エチュードを日課とする | メトロノームとなかよしになる | 必要不可欠な部分練習 | 気持ちを込めた通し練習 | お母さんは名コーチ | 素直な心と自分でやろうとする気持ち | 聴く耳を育てる | ホーム・コンサートのススメ | 絶対にあきらめない | 発表会で成功する練習の仕方