れもんうえうぶ

忙しさの中で練習時間を見いだす

isoe ,LEM音楽院

目 次

時間を効果的に使う

ピアノを続けるために〜Aさんの場合

ピアノを続けるために〜Bさんの場合

ピアノを続けるために〜C君の場合

ピアノを続けるために〜その後

時間を効果的に使う

新学期が始まると、学校の行事や部活動などでだんだんと忙しくなっていく事でしょう。そうした忙しさの中でピアノを練習するためには、限られた時間を効果的に使う必要があります。では、どのようにして時間を効果的に使えるでしょうか。

 

時間を買い取る

 文字通りお金で時間を買う事は出来ません。「買い取る」というのは、限られた時間の中から、いつピアノの練習が出来るかを注意深く見つけるという事です。みなさんも何か欲しいものを買う時は、どれを買おうかと真剣に考えて必要なものを選ぶはずです。それと同じように、どこでピアノの練習が出来るか、一日の時間割の中で真剣によく考えて選んでください。

 

計画を立てる

 せっかく時間を買い取っても、何をどうするかという計画がなければ、その時間をムダに使ってしまいます。今日は何をどれだけ練習するか、と言う具体的な計画を立てましょう。毎週のレッスン日までに、自分がどこまで進むのか、何を出来るようにするのか、きちんとゴールを見定めてそこに到達できるように計画してください。

 

レッスンで直す

 時々「今週は練習できなかったからレッスンを休みます」と言って、レッスンに来ない人がいます。でも、それは大きな間違いです。レッスンはテストではありません。それに、自分1人で練習して上手になれるのなら、何のためにレッスンを受けるのでしょうか?
 1人で練習していると、間違って覚えてしまったり、上手に弾けなくて困ってしまうところが出てきたりします。そう言うところをレッスンで直すのです。音やリズムや指使いを間違っているところは、先生が見つけて注意します。どうしてもうまく弾けないところは、どういう風に練習するか実際にレッスンでやってみます。そのように、先生から注意された事や、レッスンの時に練習したやり方をしっかりと覚えて、それを自分の練習計画に組み込んでください。レッスンの目的は良いか悪いかを見てもらう事ではなく、「次に何をすれば良いか」という具体的な目標や、そのために「どうすれば良いか」という方法を学ぶ事なのです。わからない事は何度でも先生に聞いて、レッスンの時間を有効に使ってください。

 

ピアノは気晴らし

 ピアノはスポーツです。実際に指や手を激しく動かします。これはまぎれもなくスポーツなのです。確かに運動量は少ないかも知れません。でも、頭や心や神経は他のスポーツよりも相当使います。ジョギングやパークゴルフと同じように、ピアノを弾く事で気晴らしやストレス解消になります。また、他のスポーツもそうですが、訓練を積んで上手になればなるほど面白くなります。頭や心をリフレッシュする“遊び”としてピアノの練習を楽しんでください。

                        

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