ブルーベリーの効能
ブルーベリーに多量に含まれる、「アントシアニン」という色素が、私達の目にたくさんの恩恵をもたらしてくれます。その効能は、以下の通りです。
- 視覚の機能の向上
- 夜間の視力の向上
- 視野が広がる
- 眼精疲労の解消
その他、眼精疲労から来るイライラや、肩こりにも有効なほか、生活習慣病やガンの予防という効果もあるそうです。では、効果的にブルーベリーを摂取するにはどうしたらよいでしょうか。
最低ラインは120mg。
ブルーベリーは即効性が高く、摂取してから4時間ほどで効果が現れ、その効果が24時間持続します。その効果を得るための最低ラインがアントシアニンを25パーセント含むブルーベリーエキスで、120mgが必要です。ただ、これは健康な人の数値ですから、我々RP患者、あるいは疲れ目のひどい人はその倍の240mgが必要なようです。
生のブルーベリーで摂るなら40〜60粒、ジャムの場合は80グラム以上になるので、こうなるとカロリーが心配です。理想的なのは、即効性が高い、ブルーベリーエキスのカプセルのようです。これは結構安価に手に入ります。
そして、何よりも重要なことは、朝いっぺんに必要量を摂ると言うこと。何度かに分けると必要量を下回って、効果が現れなくなるそうです。ブルーベリーは副作用がないので、いっぺんにとっても安心です。
毎朝240mgのブルーベリーエキスが効果的
ブルーベリーを摂った感想
私はこの記事を書く1年前から毎日120mgのブルーベリーエキスを摂っていました。確かに、疲れ目には多少効いているという実感がありました。でも、それほど「効く」という実感はありませんでした。しかし、「症状によっては倍の240mg摂ると良い」と言う情報を得て、さっそく飲む量を倍にしてみました。
効果はすぐに現れました。はっきりと「いつもと違う」と感じました。ものすごくよく見えるという感じではありませんが、とにかくいつもより「調子がいい」感じがしました。特に、夜になってその効果がはっきりとわかりました。いつもほとんど見えない、茶の間の暗がりにあるゴミ箱がその日は見えたんです。これは自分にとってはまさにうれしい驚きでした。そして、いつもは寝る前にはもう目がかすんでいて、本など読める状態ではなかったのに、その日は全然そう言うことはありませんでした。
その時、ようやく気がついたんです。「ブルーベリーの量が今まで十分ではなかったのだ」と。十分な量のブルーベリーを正しく摂取すれば確かに効き目はあるのだと実感しました。
ブルーベリーでRPが治癒するわけではないと思いますが、症状を改善する効果はかなり期待できます。特に、眼精疲労でお悩みの方は、ぜひ試してみて下さい。
【追記】2006.2.2
今はまた通常量に戻しています。と言うのは、病状が徐々に進行して、倍の量を接種しても違いが感じられなくなったからです。ブルーベリーは治療薬ではありませんので、RPが治癒することは全く期待してはいませんでしたが、病状が進行すると、効き目が感じられなくなるのだと言うことがわかりました。
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